アルザスのワインの高貴4品種は、全て特長が異なるといわれています。その中のうちのひとつの人気品種 ミュスカについてその魅力を探ってみましょう。

アルザスの「ミュスカ」とは?

アルザス地方のワインの多くは、ぶどう品種名がそのままラベルに記載され、品種ごとの個性がはっきりしているという特長があります。
その中でもミュスカは果実そのものの香りを楽しんでいただける珍しいタイプです。
どのぶどう品種にも個性がありますが、ワインになってしまえばほとんどの場合、果実そのものの香りではなく「ワインの香り」になりますので、珍しいというのはそういった素直な部分かもしれません。

アルザスのミュスカから生まれるワインの味わいは?

果物は、冷たくて水分が溢れているようなものが特に美味しく感じられますが、このワインは果物そのもののようにして楽しんでいただけることでしょう。
甘口のミュスカは、デザートのように味わっていただくのももちろんよさそうです。
例えると、メロンや、白桃や、粒の大きいぶどうなどの果汁たっぷりの果物を頬張ったような口当たりです。生ハムやメロンなどがあれば、さらに幸せですね。
辛口のミュスカだとマスカットのジューシーでみずみずしい香りもありながら、程よい酸味も広がる味わいとなります。酸味と甘味のバランスが絶妙なのが辛口のミュスカの特長と言えます。

ミュスカはお料理では何と合う?

ミュスカは甘口か辛口かによって合うお料理が異なります。
甘口のミュスカはチーズやデザートとよく合います。特にフレッシュチーズやフルーツと相性が良いです。
フルーツをそのままかじったようなフレッシュでジューシーさがあるミュスカとフレッシュチーズやフルーツの爽やかさやみずみずしさがとてもよく合います。生ハムやメロンとも相性が良いです。
一方、辛口のミュスカは緑色の野菜とよく合います。
爽やかなマスカットの香りが広がるワインで、ザワークラフトや魚料理、白身のお肉ともいい相性です。

ミュスカドノエル

「ミュスカドノエル」もミュスカが使われているワインでおススメです。
甘口の酒精強化ワインで、毎年クリスマスシーズンの11月下旬から12月上旬頃解禁になり、フランスではクリスマスのデザートと共に楽しめます。爽やかな酸味と香り、甘味が特長的なワインです。