アルザスのワインの高貴4品種は、全て特長が異なるといわれています。全く個性が対照的な人気品種のピノ・グリについてその魅力を探ってみましょう。

アルザスのピノ・グリとは?

ピノ・グリは、ピノ・ノワールが突然変異を起こした品種で、果皮は淡いピンク色を帯びたブドウ品種です。

また、ピノ・ノワールをイメージしやすいのは、輸入量の多いアメリカ カリフォルニア地域ですが、もともとはフランスの東部 ブルゴーニュ地方が原産地でした。
青みを帯びた小さな粒のブドウで、アルザスで唯一栽培が許可されているピノ・ノワールと同じデリケートな品種のため、栽培は非常に難しい上に手間がかかります。
また、その年の気候条件がどのようなものだったかの影響にも大きく左右されやすい品種といえます。
ブドウの性格が変わりやすく、ある時は気品があり、ある時はコクのあるワインになります。
ちなみに、ピノ・グリは、イタリアではピノ・グリージョ、ドイツではグラウ・ブルグンダーとそれぞれ呼ばれています。

アルザスのピノ・グリから生まれるワインの味わいは?

ピノ・グリの色は輝きのある、金色がかったレモンイエローです。
香りは黄桃など黄色い果実やドライフルーツ、そして和食に使われる木の芽や洋のスパイスの白コショウなど「スパイシーさ」も持ちあわせているといわれています。
特に天候に恵まれた年のものは独特の気品があり、その深い味わいにはコアなファンも多いようです。

ピノ・グリはお料理では何と合う?

ピノ・ノワールがお肉とよくいわれているように、白ワインでありながらお肉に合わせやすい特長があります!意外でしょうか。しかし、ほのかなスパイシーさもあるというところからも想像ができそうですね。
お肉料理だけではなく、アルザスのコクのある白ワインの中でも特にしっかりとした味わいのピノ・グリは和食にもちろん良く合うので、合わせるものに悩まず楽しめる白ワインといえそうです。