高品質の辛口白ワインを生み出すアルザスワインの主なブドウ品種は、高貴4品種と呼ばれる、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカ、ピノ・グリがあります。ここでは白ワインの中でも特に人気のリースリングについて探りましょう。

アルザスのリースリングとは?

アルザスワインといえば、まず思い浮かぶのがリースリングではないでしょうか。
なんとなく円やかで甘い口当たりのイメージで、後味がさわやかでさっぱりしているような印象です。
最近ではスーパーのワインコーナーでも、必ずアルザスのすんなりとした見た目の細いボトルが並ぶようにまでなりましたが、比較的女性や白ワイン愛好家の方にファンが多く、一方で、夏場に冷たく冷やしたリースリングの味わいでファンになられた方もいらっしゃるようです。

リースリングの特長は?

ドイツでは1995年までは収穫率の良いミューラー・トゥルガウが栽培面積第1位でした。
しかし1996年の統計ではリースリングがこちらに代わって第1位となり、ドイツを代表する白ワイン用ブドウ品種となりました。
しっかりとした酸味と上質な香りを持ち、爽やかな辛口から甘口のワインまで造られます。
また、「気位が高く繊細」とも言われるような、ピノ・ノワールに負けていない気難しい性質があります。時として人を遠ざけてしまうほど、優れた産地でないと育たないため場所が限られています。
最高のテロワールでしかその魅力を発揮しないのがリースリングなのです。

アルザスのリースリングから生まれる味わいは?

生き生きとした上品な酸味で凝縮感のある味わいです。
色は輝きのあるレモンイエローやとろりとした黄金色をしています。
香りは、白い花や洋ナシ、クローバーのハチミツやパイナップル、マンゴーといった果実を思わせる香りの中に、レモングラスなどのハーブやミネラル感が清々しい香り、さらに黄色い花のニュアンスも感じられます。
口当たりはまろやかで、フルーティな中にも飲み応えがあり、後味にもはちみつのような余韻が長く続きます。